格安SIM(MVNO)百科事典

LINEモバイルをはじめとする格安SIMで使えるスマホやキャンペーン情報、通信の仕組みを解説

格安SIM

格安SIMにおける通話通信の仕組み(1)

投稿日:2017年10月22日 更新日:

携帯電話

普段、当たり前のように使っている格安SIMですが、携帯電話のシステムは電話をつなぐ時も、つないでいない時も、大変多くの処理を実行しています。その仕組みは、一般の固定電話よりはるかに複雑です。この記事では、携帯電話システムがどのように構成されていて、どのような仕組みでつながるのかをわかりやすく説明します。

格安SIMでダイヤルするとまずは無線基地局につながる

格安SIMには、複数の方式があります。本書では、第3世代(3G)携帯電話の「W-CDMA](Wideband-Code Division Multiple Access)方式について説明していきますW-CDMAは、NTTドコモの「FOMA」やソフトバンクモバイルのサービスで使われている方式です。同じWCDMAのシステムを使う場合でも、携帯電話会社によってネットワークの構成が違ったり、装置の数などが違ったりする場合があります。

実際の携帯電話システムのイメージをつかんでいただくために、ネットワークの構成や装置の数などでは、LINEモバイルなどで利用されているNTTドコモのFOMAを例に出しながら記述していきます。

携帯電話には音声の「電話」とiモードなどの「データ通信」という2種類のサービスがありますが、まずは電話の音声通信で、つながる仕組みを大まかに紹介しましょう。なお、携帯電話網というと、音声通信のネットワークのイメージが強いかもしれませんが、この記事ではiモードなどのデータ通信も含んだ携帯電話事業者が運営するシステム全体を指します。

携帯電話端末Aで電話番号をダイヤルして発信ボタンを押すと、携帯電話端末から電波が出ます。この電波には、電話番号のデータや「もしもし」といった音声が乗っています。無線基地局に着いた音声は次に、光ファイバなどのケーブルに乗せ換えられて交換機が収容されている(2)の「ノードビル」と呼ばれる建物に到着します。

この建物を通った後も、電話の相手(着信者)到達するまで複数のノードビル③を必要な数だけ経由して、回線を接続してます。電話の相手が同じ携帯電話事業者のユーザーで発信者の近くにいれば、③のノードビルを経由しない場合もあります。

最後に②のノードビル①の無線基地局を通って、相手の携帯電話端末Bに声が届くのです。ここで無線基地局は、携帯電話端末が出した電波を受信し電波元のデジタル信号したり、逆ディジタル信号を送信電波に変換て携帯電話端末に送り出したりする装置です。

ノードビルは携帯電話事業者拠点で、主交換機などの携帯電話に欠かせない装置を収容しいます。このように携帯電話は、数多くの装置やノードビルを経由つながっているのです。

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